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zoom RSS 「さよならソルシエ」全2巻(穂積)

<<   作成日時 : 2014/03/12 22:05   >>

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【あらすじ/感想】
ゴッホの弟テオドルスにスポットを当てた作品。
前作「式の前日」で新人らしからぬ技量を見せた穂積さんですが、
それに続く連載作品としてこれまた新人らしからぬ見事な題材選びとストーリー運びを!
既に「少女漫画で実力を付けた後に青年誌に移籍したベテラン作家」級の風格が出てます。
な、何者…?( ゚д゚)
1巻では人々のイメージからかけ離れたゴッホ像で意外性を演出しましたが、
最終巻である2巻ではそのゴッホ像と史実とをどうやって一致させるかがポイントとなりました。
何らかの事件がゴッホを変えるのかと思いきや…物語は意外な展開を見せます。
※ここからほんのりネタバレあり!注意!!
史実に沿ったストーリーを展開するのかと思いきや、あっさりゴッホが強盗に刺されて死んでしまい…
こんなつまらない展開でどうするのかと思ったら、ゴッホの弟テオがある「魔法」を思いつきます。
それは「平凡な画家の人生を劇的な内容に書き変える」という計画でした。
伝記漫画かと思ってたらいつの間にか穂積先生の得意なスタイルに持ち込まれていましたw
2巻はちょっと駆け足で、展開も唐突、計画も雑な印象を受けましたが…
打ち切りの噂のとおり一気にたたんだのかな…?
しかしながら、穂積先生のスタイルなら引き伸ばさなくて正解だと私は感じました。
結局のところ辻褄合わせのトリックの部分が一番の見所だと思うので。
…逆に言うと、ゴッホの人物描写については魅力をほとんど感じませんでした。
テオはイケメンだけどw
なお穂積先生は「仕掛け」で読者を楽しませるスタイルの作家だと思うのですが、
今回はそのことが一部の美術ファンの怒りを買ったようです。
こんなのはけしからんとw
確かにゴッホの死因は銃なのに作中ではナイフで刺されてたりと取材がわりといいかげんです。
個人的意見としては、これを「新説ゴッホ」だと勘違いする人が出たら問題だと思いますが、
「信長協奏曲」みたいなファンタジーと受け止めれば楽しめると思いますww

【評価】
☆☆☆ 星3
突っ込みどころはあるけどテオのキャラクターが魅力的。
雰囲気はいいけどトリック重視なせいかストーリーや心理描写にはあまり共感できず…って感じ。

さよならソルシエ 1 (フラワーコミックスアルファ)
小学館
2013-05-10
穂積


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