漫画レビューブログ:カピ原温泉

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zoom RSS このマンガがすごい面白い!2015年度カピ原版!

<<   作成日時 : 2014/12/03 23:56   >>

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今年もこの季節がやってまいりました。
そして今年こそは本家「このマンガがすごい!2015」より先に発表します!!(`・ω・´)
選考基準は「今年新刊が発売された作品で、今本当に面白い漫画」です!!
「すごい漫画」より「面白い漫画」を!!
普通の人のための役に立つランキングを、個人的趣味も交えつつ発表します!


1位「シドニアの騎士」1〜13巻(弐瓶勉)

太陽系が地球外生命体「奇居子(ガウナ)」に破壊されてから千年後の世界。
人類の繁殖と生産を維持しながら宇宙を旅する巨大な播種船・シドニアを守る人型兵器「衛人(モリト)」操縦士たちの戦いを描く、正道ロボットSF漫画。
それがこの栄えあるカピ原ランキング1位の「シドニアの騎士」です!(`・ω・´)
弐瓶勉先生といえば、「BLAME!」に代表される、良く言えば玄人好み、悪く言えばひとりよがりの、読者を突き放した作品を描くことでごく一部の漫画好きに知られる存在でしたが…
弐瓶勉はシドニアの騎士で覚醒しました!!(`・ω・´)
シドニアの騎士が今までの弐瓶作品と一線を画する理由は、なんといっても徹底して読者を意識した作品作りだと思います。
これまでの弐瓶作品と同じく、ハードに作りこまれたSF設定が作品の骨格をがっしりと支えながらも、その舞台の上で繰り広げられる物語はまさに王道。ついでにラブコメも王道w
そして設定が作りこまれていながらも、一般読者が理解できないような難解なものではなく、むしろワクワクさせられるような絶妙なさじ加減です。
そして王道かと思っていたら予測のつかない崩し方をしてきたりと油断ができません。
さらに魅力的なのが主人公のナガテの真っ直ぐさ。
時に人々に誤解され、傷付けられ、それでもシドニアを愛し、命をかけて守ろうとするナガテは近年稀に見る好感度の高い主人公です。

設定や世界観が個性的でありながら展開は王道。
これは近年「このマンガがすごい!」などの漫画賞で上位に入る作品の基本パターンですが…
アニメ化はしたものの、やはり一部のコアなアニメファン・漫画ファンにしか注目を浴びなかったシドニアの騎士は本家「このマンガがすごい!」での入賞は難しいかもしれません。
がしかし!
この一年で私が最も夢中になったこの作品を私は強く推します!(`・ω・´)
もっともっと多くの人達がこの作品の魅力を知ることが出来ますように…( ´ ▽ ` )

<詳細な感想記事>
http://nekoashi.at.webry.info/201406/article_1.html
※試し読みもあります!

※私はアニメから入りましたが、その方が作品に入り込みやすいと思います。
漫画とアニメがそれぞれを補完し合うようないい関係です。


2位「かくかくしかじか」1〜4巻(東村アキコ)
作者東村アキコの自伝漫画。
笑いと、若かった頃を悔やむ切なさのバランスが絶妙。
恩師に対する感謝と、若かった当時少し疎ましく感じてしまっていたことの後ろめたさが痛いほどに伝わってきます。
最新刊ではついに自分の夢だった漫画家の道を歩み始めた作者と、作者に美術の道を歩んでほしいと思う恩師のギャップが切ないです。
ここ数年様々な賞に選ばれて続けている「かくかくしかじか」ですが、4巻まで刊行された現在においてもその面白さは全く衰えていません。
それどころか物語は非常に重要な局面を迎えており、次巻がクライマックスになることが予想されます。
これからさらに盛り上がることがわかっているため、上位にランクインさせるのは気が早い気もしたのですが…やはり今年一年の作品を振り返った時にこの作品を無視できないと再認識しました。
作者の実体験からくる説得力、実体験を人に読ませるための物語として昇華させる作者の力量、そしてこの作品に対する作者の思い入れが相まって、他の作品とは別格の輝きを持った作品だと思います。
未読の方は5巻を待って…と言いたいところですが、今読み始めてドキドキしながら待つのもいいかもしれません。
老若男女問わず、全ての方におすすめできる名作です。
<試し読みリンク>
※Yahoo!ブックストア
http://bookstore.yahoo.co.jp/shoshi-284684/
※ソク読み
http://sokuyomi.jp/product/kakukakusi_001/CO/1

3位「マジカルシェフ少女しずる」全3巻(水あさと)

「デンキ街の本屋さん」のアニメ化で一躍知名度の上がった水あさと先生の描く新感覚能力バトル弁当料理漫画!
弁当が世界的に大流行し、弁当に特化した超能力”能力”(ツールズ)を持つ人類が誕生した世界で、西ノ森しずるは母の行方を探すため、形見の包丁を手に退学を賭けた「弁当勝負」に挑む…という、料理漫画のようなインフレ能力バトル漫画ですw
どっかで見たようなお約束の設定と展開が恥ずかしげもなく超高濃度で押し寄せ、超展開につぐ超展開で何度か取り返しのつかないことになったり作品のジャンル自体変わったりしますww
実にバカバカしい作品ですが、他作品のパロディを軸としながらも「インフレバトル」と「能力バトル」という前人が両立しえなかった要素を両立させ、「弁当勝負」という枠内に収めることで、恐ろしく高度なバランス感覚の作品に仕上がっているのが凄い!
…デンキ街じゃなくてこっちをアニメ化した方がウケたと思うのは私だけでしょうか…(´・ω・`)
知名度が低いまま完結してしまった(長さとしては適切だと思いますが)惜しい作品なので、ぜひ多くの方にこのジャンクフード的な面白さを味わって欲しいですw
<詳細な感想記事>
http://nekoashi.at.webry.info/201402/article_5.html
※試し読みもあります!

4位「僕だけがいない街」1〜4巻(三部けい)
読み始めたら止まらないタイムリープサスペンス。
各巻ラストの「引き」が上手すぎる!!
主人公が「再上映(リバイバル)」という制御できない一種のタイムリープの能力を持ちながらも、殺人の容疑者という圧倒的に不利な立場で真犯人を探すというストーリーです。
このようないわゆるループ設定だと作品に緊張感がなくなってしまいがちですが、本作の場合は演出が上手く非常にスリリングです。
そして複雑になりそうな展開なのにとても読みやすくわかりやすいです。
つまりこの作品は「何度か読んで初めてどういうことかわかって面白い」という作品ではなく、
「一度読むだけで面白く内容も理解できるけど、つい読み返して確認したくなる」作品なのです。
これは複雑な物語を描く上で非常に大切なことであり、しかしなかなかできることではありません。
若干後出しの情報が多いのが不安材料ですが、間違いなく面白いので興味がわいた方には強くおすすめします!(`・ω・´)
【試し読みリンク】
※ComicWalker
http://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_KS02000001010000_68/

5位「私がモテてどうすんだ」1〜4巻(ぢゅん子)
ホモが好きなぽっちゃり腐女子がアニメキャラが死んだショックで痩せたら美人になってイケメン4人にモテモテで逆ハー状態という話。
しかしよくある変身逆ハーモノかと見くびってはいけません。
この作品のポイントはヒロインが重度の腐女子で、自分がモテるよりもこの4人のイケメン達がじゃれあう姿を陰から見守るポジションの方が好きというところですw
そして腐女子を扱った作品でありながら、内容は王道かつ一般向けでとても読みやすいです。
オタク向け作品特有の痛々しさは気にならず、また少女漫画にありがちなマンネリ感やテンプレ感も今のところ感じられないという、非常に質の高い作品だと思います。
今までこういう分野を避けていた方にもオススメできる作品ですのでまずはレンタル等で手にとってみてはいかがでしょうか( ´ ▽ ` )
<詳細な感想記事>
http://nekoashi.at.webry.info/201411/article_2.html
※試し読みもあります!

6位「orange」1〜3巻(高野苺)

主人公のもとにある日未来の自分から手紙が届き、そこにはこれから起こる毎日の出来事と「翔を救ってほしい」というメッセージが…という物語です。
未来のシーンもはさみつつ物語が進むため、
結末がわかってしまうのではないかと思ったらそこは一工夫があります。
今年最も泣けた漫画はこれ!
仲間を救うために頑張る作品はいいですね( ´ ▽ ` )
ここ数年の少女漫画の中でもかなりレベルの高い作品だと思います。
どこから見ても少女漫画なのに、青年誌レベルの質を感じさせる…と思っていたらなぜか漫画アクションという場末感漂う青年誌に移籍し、待望の連載再開をしましたw
ただ、3巻で綺麗に終わると思いきや終わらず、奇跡の安売りな展開がちょっと残念だったのでこの順位となりました。
なお単行本はマーガレットコミックスとアクションコミックスがあり、マーガレットコミックスの装丁が可愛らしくてハイセンスなのですが…マーガレット版の3巻が出るのを待っても永遠に出ないのでお気をつけて!w
【試し読みリンク】
※ソク読み
http://sokuyomi.jp/product/orenzi_003/CO/1

7位「キングダム」1〜36巻(原泰久)
中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦王・政の活躍を描いたさわやか脳筋戦争漫画。
この手の作品は少数の軍勢が戦略や戦術で逆転勝利!という流れがお約束であり、キングダムにもそういう展開はもちろんあるのですが…この作品の凄いところは結局最後は何故か大将同士の一騎打ちになって、気合と根性で勝敗が決まるという…そういう展開でも面白いところですwww
そして何よりも評価すべきなのは、これほどの長期連載であるにも関わらず、展開が常に熱く、読者側の熱もさめないことです。
長期連載漫画というものは、読者が新刊を待っている間に熱が冷め、次第に気持ちが作品から離れてしまうという危険に常にさらされています。ところがこのキングダムはいつまでたっても、新刊を読むたびに熱い気持ちですっと物語に入れる。これはとんでもないことです。
新刊の出る物理的な速さはもちろん、区切りがついてもむやみに脇道にそれないストーリー、明確な目的、個性のはっきりした魅力的なキャラクターなどが相まってのことだと思います。
私は面白い長期連載作品はできるだけ巻が進むのを待って読みたい人間なのですが、キングダムはリアルタイムで読んでも色褪せない数少ない長編漫画として楽しみにしています。
巻数の多さや完結までの遠さを感じて躊躇していた方はぜひ読んでみて欲しいです。
【試し読みリンク】
※公式サイト
http://youngjump.jp/info/kingdom_special/trial/

8位「アシさん」1〜2巻(タアモ)

ちょっぴりもっさい漫画家アシスタントの睦ちゃんがリア充達の合コンに行ったりBL漫画家のアシさんに行ったりします。
主人公の心中のツッコミは「たいようのいえ」みたいな感じ。
そして登場人物がとても魅力的です。
私が好きなのはアラサー先輩アシの長嶋さんと美人BL漫画家の山猫先生。
特に山猫先生がとても歪みねぇ感じです。
かなりマズい単語を口走ってるけどこれは掲載誌的に大丈夫なの?ww
(下記の紹介記事リンク参照w)
そして少女漫画の王道三角関係に対する新たな回答とは!?
ちょっと腐ったあなたにオススメの作品です!(*^-')b
<作品画像や試し読みもある紹介記事はこちら>
http://nekoashi.at.webry.info/201402/article_1.html

9位「篠崎さん気をオタしかに!」1〜3巻(氷川翔)
中学時代はリア充グループに属していたオタク嫌いの篠崎さんは、
高校入学早々おたふく風邪で一週間休んでしまい、友達作りのきっかけを逃してしまった。
が!隣の席のオタク女子がメガネを外すと可愛いことに気付いた篠崎さんは、彼女と友達になりつつオタクから脱却した真人間にしようとして……自らも話題作りのためにオタクに染まっていってしまう話。
私が久々に新品で買おうと本屋さんをハシゴしてしまった漫画ですww
最初はただのよくあるオタク女子漫画だと思って手に取ったのですが…
想定外の百合濃度に私カピ原も篠崎さん状態!!\(^o^)/
途中読んでいて若干痛々しいところもありますが…百合があればもうなんでもいいよね!
篠崎さんが楓ちゃんの可愛さに悶えるのを見てあなたも悶ましょう!(゚∀゚)b
2015年度百合オブザイヤー(カピ原脳内調べ)はこの作品でした!

【試し読みリンク】
※コミックメテオ(公式)
http://comic-meteor.jp/shinozaki/

10位「就職難!!ソンビ取りガール」1〜2巻(福満しげゆき)
今度のゾンビはアミで取れ!!
今(ある意味)最もリアルなゾンビ漫画!?w
舞台は宇宙からの謎の怪光線でゾンビが出るようになった日本。
ゾンビ取り零細会社で働くゾンビ取り道具マニアの「先輩」と、そこに就職難で仕方なくバイトで入った「後輩ちゃん」が動きのトロいゾンビをアミで取る漫画w
知名度が非常に低い作品ですが、キャラ設定もストーリーもハイレベルです。
ミステリアスな美人の後輩ちゃんの自宅での扱いやゾンビ取りに次第にハマっていく様子が非常に可愛く、
また普段オタクっぽい先輩のピンチの時の鮮やかなアミさばきにしびれます。
そして何より展開の緩急の付け方がまた素晴らしく、まったり楽しんでいたつもりがいつの間にか手に汗握りハラハラさせられたりします。
エッセイ漫画ばかり描いているイメージの福満先生がこれほどの魅せるアクションを描くなんて想定外でしたw
読者を楽しませることをキッチリと意識した、
非常にエンターテイメント性の高い作品!
気になったら読んで損はないですよ!(*´ω`*)
<作品画像や試し読みもある紹介記事はこちら>
http://nekoashi.at.webry.info/201402/article_11.html

【おまけ・その他のオススメ】
「コウノドリ」1〜6巻(鈴ノ木 ユウ)
産科医とジャズピアニストという2つの顔を持つ鴻鳥サクラが主人公の産科医療漫画。
普通の人々が普段は意識しない、でも誰もが無縁ではない「出産」というテーマを扱う名作です。
ありそうで無かった、すべての人に読んで欲しい作品。
すべての小中学校の図書館においた方がいいのではないかというほど。オススメです!
【試し読みリンク】
http://www.moae.jp/comic/kounodori

「ハチワンダイバー」全35巻(柴田ヨクサル)
私の中での2015年度ホモオブザイヤー!┌(┌ ^o^)┐
ザンガードの人はガチすぎてちょっと引きますが…
なんといっても監修者でもある実在のプロ棋士鈴木大介八段をナマモノとして扱うというぶっ飛んだセンスには脱帽www
しかしヤングジャンプでこれは…誰に向けて描いているのか、誰が得するのか全く謎ですね…w
あ、ホモはおいといて、そもそも将棋漫画としてめちゃくちゃ面白いので、完結した今こそ読み時だと思います(*^-')b

「干物妹!!うまるちゃん」1〜3巻(サンカクヘッド)
世に出た時期が悪かったのか、ブレイク寸前でブレイクを逃した感あり…(´・ω・`)
すごく好きなのですが、このままだと埋もれてしまう予感が…
…というわけでみなさんぜひ読んでくださいw
<作品画像や試し読みもある紹介記事はこちら>
http://nekoashi.at.webry.info/201401/article_40.html

「ヒナまつり」1〜7巻(大武政夫)
今年度はアンズちゃんの出番が少なかったため選外です。
アンズ回にはずれなし。
新キャラとかどうでもいいのでもっとアンズちゃんを登場させてあげてほしいですw


【さらにおまけ・本家「このマンガがすごい!2015」の予想】
<オトコ編1位予想>
「聲の形」1〜6巻(大今良時)
私は2巻まで読んで「合わない」と判断したのですが、順当に行けばこれになりそうな流れですね(´・ω・`)
ただ、コミックナタリー大賞もこれが1位だったので、何らかの飛び道具が1位に入る可能性もw
http://comic-award.natalie.mu/2014/

<オンナ編1位予想>
「かくかくしかじか」1〜4巻(東村アキコ)
前述のとおり、今1位にするにはちょっと気が早いような…又はもともと評価が高いため今さらな気がしますが…少女漫画から一作選ぶとするならやはりこれが別格だと思います。
ただ、これもあまりに順当すぎるのでまだ映像化されていない「日々蝶々」とかが飛び道具で刺さるかも知れませんねw


【総評】
今年はなんといっても「シドニアの騎士」に出会えたことが一番の収穫でした( ´ ▽ ` )
本当にいろんな人に勧めて回りたいのですが、なかなか面白さを伝えにくい作品でもありますw
私のブログを読む数少ない人達の興味を少しでも引けたら嬉しいです。
そして本家の発売日は2014年12月10日!!
果たしてシドニアの騎士はランクインするのか…w
楽しみですね!(*´ω`*)


※2014年度のこのマンガがすごい面白い!はこちら
http://nekoashi.at.webry.info/201312/article_4.html
※2013年度のこのマンガがすごい面白い!はこちら
http://nekoashi.at.webry.info/201212/article_55.html

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