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zoom RSS 「亜人」1〜3(桜井 画門 (著), 三浦 追儺 (原著))

<<   作成日時 : 2014/01/13 10:10   >>

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【あらすじ/感想】
人間として普通に暮らしていた主人公が交通事故に遭ったことで、
不死身の「亜人」だったことが明らかになり、人間達に追われるという話。
スタンド能力みたいなのも出るよ!w

第一印象は「またこういうのかー…」です。
まぁその点については私は寛大なのですが…
引っかかったのは「亜人は人間ではなく人権は無い」という設定。
作中では人間に捕まった亜人は何度も殺されたり拷問されたりします。
そして一般人も亜人に対する情が全くありません。
事故の時まで人間だと思われていた主人公の友人や家族でさえ、主人公が亜人とわかったとたん手のひら返し。
主人公が亜人と判明して数時間で「亜人側」の思考になるのも不自然。
あまりにもリアリティが無いと感じてしまいました…

そしてほぼ拷問という亜人に対する実験も不快。
こういう残虐でショッキングな描写で人気をとろうという姿勢が嫌です。
「お前らこういうのが好きなんだろ?」みたいな。
比較として「進撃の巨人」「テラフォーマーズ」「東京喰種トーキョーグール」などにも残虐描写はありますが、これらはちゃんと作者が描きたいポジティブな主題がある上での必要な描写です。(一部過剰なところも感じますが…)
しかし、「亜人」という作品からは悪意のようなものを感じました。
たとえ「亜人」が人外のものだとしても、「不死であること以外は普通の人間と変わらず危険性もない」と一般認識されている亜人に対して人間があそこまで冷酷非情になれるとは思えません。
それを許容する社会も不自然で、「バトル・ロワイアル」や「イキガミ」と同じ嫌悪感を覚えました。

<3巻感想>
3巻でいくつかの不自然な箇所への説明がなされます。
・一般人は亜人が捕まったら「政府が保護し、その管理下で生活する」だけだと思っていた。
・主人公は亜人になる前から人としておかしかった。
…もしかしたら、本作は主人公が亜人となったことをきっかけにして人間らしく変わっていく物語なのかもしれません。しかしながら1〜2巻ではそれほど気にならなかった主人公の好感度がだだ下がりました…(^_^;)

【作品の魅力】
読ませ方の上手いスリリングな逃走劇でついつい読んでしまいます。
また、悪意に満ちた登場人物のなかで唯一主人公を何の見返りも求めずに助ける海斗の正体が気になります。
彼は一体何者で、何を知っているのか。それともただの友情であそこまで一途になれるのか…
怖いもの見たさもあって続きが読みたくなるような作品です。

【評価】
☆ 星1(減点1.5点)
<減点要素>
私個人の「倫理観」と反することで1.5点減点です。
漫画としての本来の面白さなら☆2.5くらいだと思います。


亜人(1) (アフタヌーンKC)
講談社
2013-03-07
桜井 画門


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